リヴときたらば次はお姉ちゃん、ケイトのアルバムといこう。アレックス、ジェームスに続く長女ケイト、その下にリヴ、そしてヒュー、この5人はアルバムを出している。他に兄弟姉妹がいるのか?テイラー家…。

#005
"Kate Taylor /
It's In There ..... And It's Got To Come Out"
   ['79 CBS Sony/JP]
<A:★★>

 このアルバムはマッスル物として買ったのではなく、たまたま200円投げ売り箱からチョイスしたまで、国内見本盤。これがドンピシャのマッスル録音でした。のみならず、強力お薦め盤。というのも、ウェイン・ベリーしかり、この後のロッド、フィニガンしかり、全曲マッスル録音というアルバムが思うほど多くない中で、これは完全なマッスル録音アルバムだから(プロデュースは Barry Beckett)。ナッシュヴィルから Charlie McCoy, Weldon Myrick、NYから David Sanborn など客演参加もあるが、ここで聴けるマッスル・サウンドは見事の一語。「マッスルってどんな音?」と尋ねる輩にはこのアルバムを強く推したい。ストーンズが強烈にかましてくれたテンプス/モータウン曲 "Ain't too proud to beg" 、マッスルの解釈はかくありき、そんなカヴァーも含まれている。
 全曲でギターは Jimmy Johnson & Pete Carr (and Larry Byrom) 。ピートの艶やかなリード・プレイが堪能できる。とりわけ John David Souther 作 "Kite Woman" =スロー・ナンバーでのオブリガードは見事だ。それとモータウン・ビートの典型曲 "You Can't Hurry Love" もスローにアレンジ、ここでも抜群のギターが聴ける。

 さて、マッスル物としては最高のアルバムなれど、主役のはずのケイト・テイラー。ライナーによるとこれはデビューの『Sister Kate』から数えて三作目。前二作、オレ知らないんだよなあ。このLPに自作曲なし。ケイトもリンダ・ロンシュタット同様に曲が書けない人(リンダに自作がまったくないわけではない)なのでしょうか。
 とすると、これはけっこう辛いアルバム。なぜなら、完全にリンダ・ロンシュタット・フォロワーの域を出ていないからね。些細なキッカケでもあればアタシだってリンダ並に売れるはず!そんなケイトの声が聞こえそうであります。
 モータウンが3曲、オーティス・レディング作が2曲、レイバー/ストーラーが1曲、それにJDサウザー/クリス・クリストファースンとSSW曲も。まんまリンダのアルバム選曲としても違和感なし。オレはこの最高のバックトラックに乗ったリンダの歌声を頭の中に鳴らすことができてしまうのだ。それはたぶん大ヒット作となったことだろう。けれども、ケイトさん、あなたの声には、リンダが持っていたブレイクのための最後の一さじ(Lovin' Spoonful)がない。それが何かはうまく云えないけれど…。残念ながら事実です。


 アレックス、リヴ、ヒューはコーラス参加。なんで不参加なんだ、ジェームスあんちゃん!
 そういえばジェームスに南部録音ってあったかねえ? NY/ロスをベースにしていたジェームスに対してデビューから南部/キャプリコーンに下ったアレックスとリヴ。前作は知らないがここでマッスルへ向かったケイト。なにかみんなしてジェームスに対するコンプレックスでも? 差別化を図りたかった?(ヒューのアルバムは…ジャケすら思い出せない!)

******** 

女性ついでにもう一枚。ロスのSSW、ウェンディ・ウォルドマンの2nd アルバム。これまた辛い点を付けてしまった。大の贔屓、女性ではフェイヴァリット・シンガー、ベスト3に入れているほどのファンなのに。ウェンディの日本での一番のファンはオレかも…なんてね。半分マジ…たって自慢じゃない、それぐらい知名度低いシンガーなだけ。こと日本じゃ誰にも語られないのだよ。ファンらしいファンがいるとはとても思えない。前に、かなりの音楽通氏と彼女を話題に話していたはずがどうも変。聞けば Randy Edelman と勘違い(…そりゃないよ)。
 ご多分に漏れずオレもマリア・マルダーのアルバムからその曲と名前を知ったくち。7作目まで買い集めた( BRYNDLE はパス)が、他人は持っていてもせいぜい2枚程度では。

#006
"Wendy Waldman / Gypsy Symphony"
['74 Warner Bros./US]
   produced by Chuck Plotkin
<B:★★>

 アルバム毎に録音場所を変えたウェンディ、二作目にてマッスル詣でと相成った。ただしクレジットでは Muscle Shoals Sound Studio とロスの Clover Recorders 。
 録音スタジオ・クレジットが複数のアルバムの場合、形として二通り考えられる。ひとつは、リズムトラックのみをある場所で録り、コーラス、ストリングズ/ホーンなどを別スタジオにてダビングする場合。もう一方は、ウェイン・ベリーがそうだったように曲毎におのおののスタジオでカンパケ・テイクまで作り、後にアルバム一枚分をコンピレーションする場合。このアルバムは前者で、全曲バックトラックはマッスルで済ませ、ロスにてコーラス入れを行ったようだ。

 1曲目 "My love is all I know" のアコギによるリード・プレイが素晴らしい。エレキ主体のピートのリード・プレイだから、これは珍しい部類、一聴の価値あり。ただしそれ以外は "The good love" で正調ピート節を聴かせてくれるだけ。他にはリード・ギターなし、オブリ(ガード)でも光るプレイなし。ウェンディのアルバムでピート/マッスルがバック、個人的には最良のコンビネーション、もっと弾いて欲しかったなぁ…。

 アルバムとしては、マリアにカヴァーされた "Mad mad me" の自演ヴァージョンあたりが目玉か。いや、この曲はマリアに軍配。 器用貧乏がこの人の欠点なのかも。1曲を除き他すべてのホーン/ストリングズ・アレンジも自身で手がける。ジョニ・ミッチェルばりにジャズ的アプローチ曲やら不協和音のワン・コード曲も…。カントリー・フレイバーのウェストコーストSSWが多い中ではちょいと異色で知的かも。ただこのアルバムなどは全体に散漫な印象は否めず。ツボにはまると超メロディアスな曲を書く人だけに、そこがアピールできたならもう少し知名度上がったんじゃないかと思うのです。

 このLPの聴き物はマッスルだからと書き下ろしただろう、そうとしか思えないほどのディープ・ソウル・ナンバー、前述の "The Good Love" 。次に取り上げるパーシー・スレッジによるカヴァーがなるほどの1曲。これは素晴らしいです。

 もともとは60年代末にロスで結成された BRYNDLE のメンバーだったウェンディ。その他メンバー3人がカーラ・ボノフ/アンドリュー・ゴールド/ケニー・エドワーズ。このアルバムには全員がバック・コーラス参加、マリアとグレッグ・プレストピーノも。ここらはいわば Small Circle of LA music friends 。仲がいい。

******


 Fame/Muscle Shoals といえば元々ブラック・ミュージックの「縁の下の力持ち」的存在。黒いアーティストのバックで一番ハマるんだろうけどねえ。オレ、苦手なんだよね、ディープなブラック・ミュージックは。いけるのは白人マーケットを意識したもの。
 パーシー・スレッジ、デビュー・ヒット“男が女を愛する時”が全米一位。ポップチャートでもウケたけれど、かなりディープ派ですか…。このアルバム前後、どんなリリース(アルバム名/レーベル等)なのか皆目判りませんが、このアルバムはマッスル録音というだけで買ったもの、意外にこってりしていなくてかなり趣味。

#007
"Percy Sledge / I'll be your everything"
['74 Capricorn/US]
produced by Quin Ivy
   recorded at Muscle Shoals Sound / Broadway Sound
 <A:★★★★>

 カット盤のこれを買ったのは76、7年かな。ピート・カーのクレジットを見て、買ったのは間違いなし。
 キャプリコーンの大将=フィル・ウォルデンが短いライナーを書いている。“66年のある日、オーティス・レディングと共におんぼろ飛行機でメンフィスからマッスルへと飛んだ。…リック・ホールのプロデュースのもとである男が歌いだした。…その素晴らしい曲“男が女を愛する時”はすぐさまチャートを駆け昇った…”
 最後の言葉が… "I am particularly proud to say 'Welcome back, Percy' but even more important: 'Welcome Home' " ということはデビュー以来久々にマッスルの地にパーシーが戻って来たってことなんだろうね。

 プロデュースは、この人も忘れてはならないマッスル界隈の重要人物=クイン・アイヴィ。スタジオはマッスルとブロードウェイ・サウンド、こちらもシェフィールドにある。バッキングはマッスル・リズム・セクションの四人とピートのみ、鉄壁の布陣。ストリングス・アレンジはエリア・コード615のメンバー、David Briggs が担当、おなじみのナッシュヴィルは Quadraphonic Sound でのダビング。近いせいなんだろうなぁ、マッスルでの録音にはメンフィスとナッシュヴィルのセッション・プレイヤーが絡んでくることが多いよね。

 このアルバムの良さはやっぱりディープじゃないところかな、ソフィスティケイト/コンテンポラリー=オレの好み。Jeff Barry, Wendy Waldman, Larry Murray ら白人ライター曲を取り上げているのはポップ・チャートをにらんで? 黒人音楽的評価はしらないが個人的には一番美味しいところでございますヨ。
 A面、のっけの "Walk in the sun" (Jeff Barry) は軽くヴィブラート/エフェクトをかけたピートのギターから始まる。その後もピートの、手数は少ないが渋いオブリが冴え渡る! "Make it good and make it last" はなんとそのピートが書いた(Court Pickett との共作)曲、悪いわけなし。
 そして A-4 は前述どおりにウェンディ・ウォルドマンのペンによる素晴らしいナンバー、"The Good Love"。ウェンディのアルバムも同じ74年のマッスル録音だったけれど、さてどちらが先に録られたものやら。オレの想像では…ウェンディのアルバムを録音した際にその出来の良さ/サザン・スピリットに感銘したマッスルのスタッフ誰かが、直後にスタジオ入りしたパーシーに強く推した…てなところじゃないかと。
 裏返してB面、トップがタイトル・ナンバー、これは抜群なスロー・バラッドでマル。が、以降の曲がいまいち。それらがもう少し良かったら(ピートのギターも冴えなし)五つ星をつけたところ。


*********

 最初はポール・サイモンのソロ・アルバムからだろう、ピート・カーはサイモン&ガーファンクルにえらく気に入られたようだ。再結成ツアーに同行したのは前記どおり。そのポールのソロ三作目は未聴、早めに入手したいもの。
 で、まずはこれから、アート・ガーファンクルのソロ三作目。

#008
"Art Garfunkel / Watermark"
[ '78 CBS/Japan]
 produce : Art Garfunkel / associate produce : Barry Beckett
<C:★★>

 録音場所クレジットがマッスル以下7ヶ所だが、アソシエイト・プロデューサーがバリー・ベケットになっているところからして、ベーシックはすべてマッスル・リズム隊の演奏でしょうな(1曲は完全な別プロデュース=フィル・ラモーンによるNY録音)。
 アートのソロを支えたのがジム・ウェッブ。このLPは2曲を除きすべてジム作品。まあ好みの問題でしょーがここでの彼の曲はどれも薄味、アートの声も相まって刺激無さ過ぎ、眠くなります、オレは。この手の曲にはやはりNYのセッションメンのほうがイケるのでは。マッスルの土の匂い、Southern Hospitality とアートの音楽がマッチするとは思えなくて。
 目立ったピートのギターも聴こえず。強いて挙げれば B-3: "Paper Chase" で、アップテンポでのピートのお馴染みのフレーズが少々…。
 
 なにゆえのマッスル録音なのか甚だ疑問。しかし、とびきりのビッグネームからのご指名ならば、こういう「お仕事」も有りかも?。


 どこが気に入られたんだって? 確かに。けどね、アート五作目のソロはNY録音なのに、(リズム隊は不参加)ピートは五曲に参加。NYからでもお声がかかるってのは、やっぱり気に入られていたってことでしょ。

 

#009
"Art Garfunkel / Scissor's Cut"
[ '81 CBS/Japan]
 produce : Roy Halee & Art Garfunkel
<C:★★★>

 …なのに、これまたどこで弾いてるの? ワケ分からんガーファンクル仕事は続くのであります。5曲にクレジットはあるもののピート以外に Andrew Gold, Dean Parks などギタリストは5人も参加、埋もれちゃってます、完全に。
 但しアルバムとしては、オレひいきのソングライターのエリック・カズが2曲、ジュールズ・シアー曲などジム・ウェッブばかりでないので救われてます(?)
 ニコレット・ラースンのヴァージョンが良かった "French Waltz" も収録。お、この曲でのギターでやっとピートらしいフレーズが少し聴けた…。


 戻ってアートのソロ二作目。ある資料にこのアルバムでもピート/マッスル・リズム隊が参加とあった。ほんと? 前2枚のLPはこのサイトのために最近買った盤だが、『Break Away』は長年の愛聴盤。アートといえばこの一枚でしょ、ってくらいの名盤でござる。

#010
"Art Garfunkel / Break Away"
[ '75 CBS/US]
 produce : Richard Perry
<C:★★★★>

 これはまさに選曲の勝利。選曲の妙、この後のジム・ウェッブばかりと比べると格段にこちらのほうが良いと思うんだがねぇ。それと、声。アートの声はS&G時代から透明感/爽やかさばかりを語られてきたがこのアルバムではなにやらエロティシズムも感じる…のはオレだけ? 一聴したかぎりは相変わらずの爽やか路線のようなのに聴き込むとなんだか夜のイメージが。淡〜い退廃感といったら言い過ぎかねぇ。デヴィッド・リンチの映画にハマるようにも感じ取れるのです。("Disney Girls" なんかも歌ってはいるけど)
 カルロス・ジョビンの曲を持ってきたのもいい、それと“ビッシュ”こと Stephen Bishop の2曲はしごくアートの声にハマっている。あとオールディーズ(フラミンゴス)の "I only have eyes for you" が絶妙ですな。

 さて、米盤ジャケ裏には曲目とプロデューサー表記のみ。録音スタジオはおろかバック・ミュージシャンも書かれていない。今まで誰かなどと考えなしに聴いてきたが本当にピートが?

 ……う〜む、やっぱり分からぬ! まったくピートらしいギターなど聴こえまへん。曲の中で考えられるのは A-2: "Rag Doll" かなぁ。なぜかというと、後で取り上げるアルバム『Lenny LeBlanc』はピート・カー=プロデュース作品。このアルバムでもこの曲が歌われているから。同じ曲のバックを務めた可能性が高い。それとタイトル・ナンバー A-3: "Break Away" =ギャラガー&ライル作、これのバック・トラックはマッスル・リズム隊らしく感じられる。


*********

 アート・ガーファンクルもかなりピート/マッスル・ショールズにはご執心のようなれど、こちらにもマッスル・ショールズをいたく気に入っていたシンガーがいる。これが意外も意外、ボブ・シーガーがその人。
 ボブ・シーガー&ザ・シルバー・バレット・バンド、70年代半ばから80年代にかけてはチャートの常連、売れに売れたこの人がマッスル・リズム隊の信奉者とは今の今まで知らなんだ。だいたいがボブ・シーガーといえば骨太アメリカン・ロックの中でも一番骨が太そうなミシガン州はデトロイトの代表選手。車産業の中心都市/Motor Town=Motown のこの街のロッカーならば、ミッチー・ライダー&デトロイト・ホィールズ/MC5/イギー・ポップ、荒くれブルー・カラーに鍛えられたマッチョばかり、そんな一人のボブならば、ゴリゴリのロッカーぶりから地元意識が強そうで録音もデトロイトを離れることはなかろうと想像していた。それにバック・バンドを率いていればわざわざマッスルまで足を運ぶこともなかろうと…思っていたら大違い。
 資料ではブレイク前の73年のアルバムからマッスル詣では始まっていた様子。今の所4枚LPを入手。ほかにも3枚のマッスル録音があるらしい。都合7枚も、こりゃもしかしたらこの人が一番マッスルに足繁く通いつめたごひいき筋なのかも。

 

#011
"Bob Seger & The Silver Bullet Band / Night Moves"
 [ '76 Capitol/US]
 produced by Bob Seger & M.S.R.S. and other
<B:★★>

 全9曲のこのアルバム中B面の4曲がマッスル録音。残り4曲はデトロイト、大ヒットの表題曲のみトロントでの録音。
 金太郎飴・典型的8ビート・ロケン・ロール、A面は想像したイメージどおり、毒にも薬にもならない楽曲はLP買って、ましてや夜中にヘッドフォンして聴くようなもんじゃないスな。こりゃアメリカ田舎道を飛ばす車の中で聴くべき音楽、そうだ、「カーラジオ・ロック」と命名しよう! それにしてもバック務めるバレット・バンドが味気なく、リズムキープ以外に取り柄なし。さびれたモーテルのバーの、ハコバン/トップ40バンドのごとし。そのバックにのるボブのしわがれ声も面白味がないA面を終えて裏返すと…

 トップの "Sunspot Baby" からゴキゲンなマッスル・リズム隊の演奏が聴け、ボブの声まで良く聴こえるから不思議。この曲、ロッドの名盤『Atlantic Crossing』中の "Three Time Loser" "Stone Cold Sober" とほぼ同じリズム/ギター・カッティング。クレジットがはっきりしない『Atlantic Crossing』におけるマッスルの貢献度がここで知れた。
 次の "Mainstreet" は一転 midium tempo、ピートの高音で艶やかなギターが抜群の味を出してます。いい曲。3曲目 "Come to Popa"、これはマッスルとしては意外な曲調。ジャングル・ビートのようでもあって。ソウルでよく聴かれる、ファンキーな、ワウワウを使ったギターのカッティングはクレジットどおりにピート? 面白い。

 4曲目までマッスル録音ながらこの曲のリードはバレット・バンドのギタリストとなっている。ボブがピート・カーのプレイに満足できずに後で差し替えたな。なんでこんなヘタクソなギターに替えるかなぁ…。
 ということで聴き物はB面の3曲のみ。それにしても、バレット・バンドに比べなんと上手いマッスル・リズム隊であることよ。これぞプロ、曲を際だたせる絶妙のアレンジがバレット・バンドとの対比でいやでも目立つのでした。

 …アンド・シルバー・バレット・バンドの名義なのに半分がマッスル・リズム隊の演奏とは変な話。ボブのアニキ、本当はすべてマッスルでやりたいのに、何やら“しがらみ”でもあるんちゃう? ツアー/営業用にはこのバンドでオーケー、じっくりやるにはマッスルが最高ってことなのかもなあ。お次もマッスルが…

 

#012
"Bob Seger & The Silver Bullet Band / Stranger in Town"
 [ '78 Capitol/US]
 produce : Seger & Punch/Seger & M.S.R.S.
<C:★★>

 そうそう、プロデュースのMSRSってのは Muscle Shoals Rhythm Section の略。ボブのマッスル録音はすべてこの表記。で、このアルバムでも9曲中5曲がマッスル録音。バレット・バンドよりも多い!
 バレット・バンド曲には別にコメントなし。マッスル曲のみを。
まず A-3 "Old Time Rock'n' Roll" 、これはダメだ。バレット・バンドに任せておけ、のお約束ロケン・ロール。
 A-4 "Till it shines" 。これが面白く、かつ興味深い。ここでリードを弾くのはイーグルスのグレン・フライ。デトロイト出身のグレンはボブ・シーガーの古いダチ。マッスル・リズム隊をバックに弾いているグレンだが、ツイン・リードの片パートは多重録音ではなくピートが弾いている。そのフレーズがアルバム『Jack Tempchin』でのそれと酷似。

 『Jack Tempchin』、ジャック・テンプチンのソロだが、そのアルバム・プロデュースはピート・カーが手掛けている。そしてジャックといえば、イーグルスの代表曲の一つ "Peaceful Easy Feeling" の作者であり、グレン・フライがバンド解散後ソロ活動でのコラボレイターとして組んだほど仲が知られた存在。ピート/グレン/テンプチン、なにやらおぼろげな関係が見えてくる1曲。

 B-1 "Ain't got no money"、マッスルのバックながらグレンが連れてきたのかね、ここでリードを弾くのはイーグルスの盟友ドン・フェルダー。そのせいですっかりイーグルス曲調に。ほぼ "Life in fast line"(『Hotel California』収録)。
 B-2 "We've got tonite"、こちらはバラッド。マッスル・リズム隊の妙味を期待したらばハズレた。メロもどうということなし。
 ラスト曲 "The famous final scene" 。クレジット上ではバック演奏はマッスル・リズム隊のみとなっているミディアム曲だが、リードを弾くのがピートともジミー・ジョンソンとも思えない。これもバレット・バンドのギタリストに差し替えていそう。

 5曲もマッスル曲がありながらマッスルらしさはどれにも出ているとは云い難し。曲もつまらない、前作での3曲はよく出来ていたのに残念。
 続くアルバムでのマッスルはどうでありましょう…

 

#013
"Bob Seger & The Silver Bullet Band / Against the wind"
  [ '80 Capitol/US]
<C:★★>

 これまた全10曲中バレット・バンドが5曲、マッスルが5曲。ほんと、バレット・バンドのファンなら怒るよな、看板に偽りありだもんね。
 前作以上にイーグルス色強し。4曲のプロデュース&ミックスが、当時イーグルスを担当していたビル・シムジック。コーラス参加にグレンはもちろん、ドン・ヘンリー/ティム・シュミットも加わっている。バレット・バンド名義の意味がどこにあるやら。メンバーも一抜けで四人になった。抜けたキーボードの穴は Little Feat からビル・ペイン(この人もセッションが多い!)、ドクター・ジョン、それに元マナサスのポール・ハリスらが担当。
 バレット・バンド曲は、少し変化を見せている。ただの Hard Drivin' Rock から脱却しているのは外部キーボーディストからのアレンジ/指示でもあったから? とりわけビル・ペインが弾く A-2 "You'll Accompany me" はいい曲。

 マッスル5曲、この80年頃ともなるとマッスルもどうも今一つ良さが薄れてきたとは個人的感想。フッド&ホーキンスのベーシック・リズム・コンビはよいものの、ベケットのキーボードがやけに派手になり、もっと悪いのがピートのギター…なんだろ、変に(つまらないフレーズの)手数が増えてるし。
 A-5 "Long Twin silver line" はクレジットに "Lead Guitar : Pete Carr" と初めて入ったがこれがしょーもないプレイ。どうもピートの全盛期は74〜77年頃のセッションではないかという気がする。

 マッスル録音の良さは見いだせないもののボブ・シーガーとしては渋みが出て前よりいいかも。アルバム自体は少しづつ良くなっているかなあ。とはいえオレのレコ棚に残しておく気にはならないってのが正直なところ。


 今のところ手持ちの最後は82年のアルバム。バレット・バンドからまたも一抜けでもはや3人。それと…

 

#014
"Bob Seger & The Silver Bullet Band / The Distanse"
 [ '82 Capitol/US]
<C:★>

 このアルバムでのマッスル曲はわずかに1曲。これは前作『Against the wind』セッションで録音されながら使わなかった曲を収録しただけだな。となるとこのアルバムは全曲 Jimmy Iovine プロデュースによるロス録音。
 ジミー・アイオヴァイン、当時売れっ子プロデューサー…といって誰のだっけ? プリテンダーズなんかあったかな。
 バックのバレット・バンド、多勢のセッションプレーヤーに埋もれて影薄い。そのプレーヤーとはイーグルスからのグレン/フェルダーは当然として、ワディ・ワクテル、ビル・ペイン、ラス・カンケル、ダニー・コーチマー…エルトン・ジョン・バンドのデイヴィ・ジョンストン/Eストリート・バンドのロイ・ビタンなんて顔もあり。つまりは典型的なLA産ポップ・ハード・ロック、当時の売れ筋というこっちゃね。

 思惑どおりにプラチナになっただろうけど、このあたりからボブさん、地盤沈下気味に。売れたら売れたでその位置をキープしようとあがくのも世の常。それが逆に空回りとなる場合もあるわけで。万人が望むボブ・シーガー像をなぞるだけのつまらないアルバムとなってますなあ。
 ただ1曲のマッスル曲 "Comin' Home" も…聴く価値なし、クラにそのまま入れておいてくれ!

 アート・ガーファンクル/ボブ・シーガーとマッスル録音が多いわりに内容の乏しいアルバムが続いてしまったなあ。ただボブの場合は売れる前にもマッスル録音アルバムがあるのでそれに多少の期待あり。入手できたら紹介します。


********

 冴えない盤が続いたので気分直しはこんなゴキゲンなアルバムで…

#015
"Mike Finnigan"
['76 Warner Bros./US]
produced by Jerry Wexler
<A:★★★★★>

 このアルバムはいい…と思いながらしばらく聴いていなかった。で、聴いてみればやっぱりいいね! 再認識、このアルバムの良さはページ始めに書いた音楽最良の地、マッスルとウッドストック色がほどよくブレンドしていることもあるな。

 マイク・フィニガンの名が知れたのはやっぱりマリア・マルダーのアルバム参加からかなあ。76年のマリアのアルバム『Sweet Harmony』ではキーボードだけでなく、コーラス隊の一員としてテナーを担当。その2年ぐらい前からデイヴ・メイスン・バンドのメンバーとしても活躍していたが。そのメンバーとしての来日公演を見に行ったがそこで、デイヴ・メイスンの三倍ぐらいの声量でサム・クックの "悲しき叫び" を歌ったのには観客度肝を抜かれた。主役のデイヴを食ってしまった。なんたって歌の上手い、声の出る人なんである。やはり76年のアルバムにメイソンバンドでの『Certified Live/Dave Mason』がある。自身の盤も76年、この人にとって最良の年だったのかもしれない。ワーナーへの口利きはマリアがしてくれたらしい。

 その昔に Finnigan & Woods というデュオでのレコードは出したがまったく話題にはならず。ほぼデビューともいえるこの名盤、プロデュースがジェリー・ウェクスラー、で76年のアルバムとなれば当然のマッスル録音。他にNY2ヶ所スタジオも表記があるがストリングスのかぶせだろう。それと、もしかしたらウッドストック組のマリア・マルダー/エイモス・ギャレットの音も同様にNYでのダビングかもしれない。(マリアは3曲をデュエットしている)
 全曲バックトラック=ベーシック録音はマッスルでと思われる。そうそう、ウッドストックを代表する個性派ギタリスト、Amos Garrett もピート同様に追いかけたギタリストの一人。オレだけじゃなくて、当時のアメリカンロック・フリークは誰もがエイモスのクレジットを捜しまくったもんだがね。
 ピートとエイモスが一枚のアルバムで顔を合わせている盤はこれだけじゃなかろうか。
 
  A-1、タイトなロジャー・ホーキンスのドラムからアルバムは始まり、ピートのノリのいいギターが絡む、アルバムトップとしては完璧な1曲。“つかみ”はOK。
 アップテンポから一転して A-2 はバラッド、歌の上手さが際立つ曲。音は小さいがピートのオブリも very good 。次は再びアップ・ナンバー。共作だが唯一のマイクのオリジナル曲。ここまではまったくもってのマッスル・ショールズらしい音作り。アルバムAB両面とも前半がマッスル色、最後2曲がウッドストック色なのだ。
 A-4 、ジョン・セバスチャン作のこの曲はストリングスのみをバックに歌い上げ、なんだかディズニー映画の挿入歌のごとし。
 A面は残り2曲がウッドストックを思わせる曲調。A-5 はそのギターがエイモスだから当然。曲はビリー・ジョエルによるNY賛歌。そういえばジャケット、このアルバムのジャケットは五番街にたたずむマイクといった風。テンガロン・ハットにバックスキンのランチ・コート姿は“真夜中のカウボーイ”のようでもあるし、“警部マクロード”のようでも。どっちにしろ都会に出てきた田舎っぺのそれ。我が心のNYだったり、B面では「我が心のミシシッピ」だったりするのも面白い。
 A-6、ディキシーランド・ジャズ、これはハングリー・チャックを思い出す。これまたウッドストック風味。とはいってもバックはマッスル・リズム隊なのです。

 マリアとのデュエットがぴったりはまる "Southern Lady" がB面トップ。いなたいフィドルといい、この曲は初期6人バンドだった頃のカウボーイ(キャプリコーン・レコード所属だったカントリーロックバンド。初期2枚が傑作。デュアン・オールマン最後のセッションでもある)の曲調にすごく似ている。
 B-2、ミディアム・テンポの「黒い」曲。素晴らしい。ピートのギターもよし。リードらしいリード・ギターを弾きまくる(珍しい)。ピートのリード・プレイって、在りきたりのようでそうではないんだよな。シンコペ(ーション)の入れ方がすげーかっこいい。
 前曲と3曲目 "Misery loves company"、この2曲がピートの全セッション中でも白眉の出来。こちらはスローなバラッド。これまた黒い、南部の黒さにして暖かい音。"Southern Hospitality" を音にするとこんな感じかも。バックのゴスペル・クワイアっぽいハーモニーもグレイト。左チャンネルのピートのオブリ、右チャンネルはジミー・ジョンソンのコード・アルペジョ。どれをとっても最高! 本当にマッスルらしい、マッスル・セッションとしても特筆に値する名曲なり。もちろんマイクの歌もいけます。
 B-4, 5 の2曲は再びウッドストック色強し。 "Holy Cow" はウッドストック一派の代表格ザ・バンドが『Moondog Matinee』でカヴァーしているからよけいにそう感じるのかも。さてここでのギターはピートかエイモスか? 最後はこれまたウッドストック派=ジェシ・ウィンチェスターの曲でシメ。

 オハイオ州の出ながらひじょうに南部、ゴスペルを思わす歌いっぷりと巧みなハモンド・オルガンが魅力のマイク・フィニガンがジェリー・ウェクスラーの力とマッスル・リズム隊のバックを得て作った傑作アルバムだった。売れはしなかっただろうが、こと日本のアメリカンロック・フリークの間では長い間名盤として知られただけでもよし? この手って本国ではさっぱり、まったく知られていなかったりするんだなぁ…。


**********


マイク・フィニガンに続いて同じ様な渋い顔の男のアルバムを取り上げよう。

 

#016
"Travis Wammack / Not for Sale"
[ '75 Capricorn/US]
 produced by Rick Hall/recorded at FAME recording studio
<C:★★>

 いかにもキャプリコーンらしい風貌のヒゲ親父、南部男の典型のような顔つきがジャケになっているのがこのアルバム。トラヴィス・ウォマック、同じレーベル・アーティストに曲を提供していたソングライターじゃなかったかな。ソロはこれだけか/もう一枚あったかな。
 プロデュースがリック・ホール、スタジオは当然フェイム、…これはマッスル録音ではないがピート・カー参加アルバム。

 顔つきからして誰もが低音のシンガーと想像するだろうが反して結構声が高い。ミディアム/スローで歌うと甘い。イギリスの職人ライター・コンビ、 Greenaway / Cook の "You've got your troubles" なんてポップ・チューンもやっている。こんなん歌われるとかなりイメージ崩れる。自作のサザンロック然とした曲とポップ曲の混在で焦点が定まらないというのが印象。
 イケる曲もありますが。Alan O'day ("Undercover Angel" の全米1位をもつSSWだが、山下達郎に英語詞を書くことのほうが有名かも)の "Easy Evil" という曲はもろクラシックス・フォー、スプーキーなサザン・ポップ・チューンでこれがイチ押し曲。

 75年といえばピートの一番充実していた時期だけに期待して聴いたがたいしたギターは弾いていない。トラヴィス自身がギタリストなのであまり表に出ない配慮をしたのかも。
 マッスル・リズム隊四人衆からの参加はキーボードのバリー・ベケットのみ。ここで覚えていて欲しいのが、このアルバムにも参加している次のメンツ。Roger Clark (dr.), Lenny LeBlanc (Bass), Randy McCormick (key.) 。後述するが、ピートにとってのレギュラー・リズム隊はこのメンツと思われるからだ。

 

 

 

 

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